睡眠不足は毛穴開き、詰まり毛穴、黒ずみ毛穴などの毛穴トラブルの原因になります。これには肌のターンオーバーが関係しており、ターンオーバーが乱れると毛穴トラブルの他にもニキビや肌の乾燥を招く恐れがあります。今回の記事では寝不足を防ぐ質の良い睡眠の取り方や睡眠と毛穴トラブルの関係性についてお話していきます。
睡眠と毛穴トラブルの関係性
睡眠不足が続くと、肌のターンオーバーが乱れ毛穴トラブルを招いてしまいます。ターンオーバーとは一定周期で肌が生まれ変わるサイクルのことです。肌荒れの悩みがない綺麗な肌はターンオーバーのが正常に働いています。ターンオーバーが乱れると、本来剥がれ落ちるはずの古い角質がどんどん蓄積され毛穴を塞いでしまいます。溜まった古い角質、皮脂が混ざり合い、角栓毛穴や黒ずみ毛穴の原因になるのです。
このターンオーバーと深い関わりがあるのが成長ホルモンです。成長ホルモンはターンオーバーを活性化させるために重要な役割を持っています。
睡眠中に肌の再生や修復に関係する成長ホルモンが分泌し肌の奥で細胞分裂を起こします。寝始めてから3時間後が最も成長ホルモンの分泌が高まり、約6時間かけて肌の修復工事をするのです。睡眠時間が6時間を切る生活が続くと成長ホルモンの分泌がうまく行われず、ホルモンバランスが乱れて皮脂を過剰に分泌させる原因になるのです。
睡眠は傷ついた肌を修復するための大切な時間です。睡眠不足が続くとターンオーバー、ホルモンバランスが乱れて毛穴トラブルの原因になります。美肌をキープするのには質の良い睡眠が必要不可欠になります。
次は質の良い睡眠を取るための方法についてお話ししていきます。
質の良い睡眠のとり方
ニキビや肌荒れを予防、改善するためには成長ホルモンの分泌をしっかり促すために質の良い睡眠が必要です。具体的ににどのようなことをすればよいのかお話ししていきます。
就寝時間、起床時間を一定にさせる
就寝時間、起床時間が毎日バラバラだと体内のホルモンバランスが崩れ、肌荒れに繋がります。仕事の日も休みの日も睡眠時間を一定にし
睡眠時間は7時間~8時間が理想です。
カフェインはなるべく控える。
仕事中に眠くなるのを避けるためにエナジードリンクやコーヒーを飲むなんて皆さんありますよね。私自身コーヒーが大好きなので毎日1杯は飲んでいます。ですがカフェインも質の良い睡眠を妨げてしまいます。1日2杯を上限とし、就寝の3時間前以降はカフェインを避けましょう。
寝る前にスマホをいじらない
就寝前にスマホをいじり、ブルーライトを見ることで光を感知して、脳に情報が伝わります。明るい光の情報を受け取った脳は昼と判断し、体内時計を狂わせ、睡眠を妨げてしまうのです。就寝前にスマホをいじりたくなる気持ちも分かりますがなるべくいじらないよう意識だけでも変えてみましょう。
アロマを活用してみる
アロマにはリラックス効果があります。アロマの香りが自律神経のバランスを整えてストレスによって緊張した体をほぐし、心身ともにリラックスができます。アロマディフューザーを置いたりアロマの香りがするスプレーを寝室に吹きかけることで効果が得られますのでぜひ試してみましょう!
寝る前に温かい飲み物を飲む
カモミールティーやホットミルクなどは眠りを誘い睡眠の質を上げる効果があります。布団に入ってなかなか寝れない方は今夜から試してみましょう!
この記事のまとめ
睡眠不足による毛穴トラブルはターンオーバーの乱れが関係しています。ターンオーバーが乱れると、本来剥がれ落ちるはずの古い角質が肌にそのまま残り、つまり毛穴や黒ずみ毛穴などの毛穴トラブルを招いてしまいます。
今回お話しした質の良い睡眠の取り方を参考に睡眠から美肌作りをしていきましょう!