とてもケアが難しい毛穴トラブル。自分に合った化粧水選びに苦戦している方も多いのではないでしょうか。毛穴トラブルを改善するには自分の毛穴タイプを理解しそれに合った有効成分を取り入れる必要があります。そこで今回は毛穴タイプ別に抑えておきたい有効成分を解説していきます!
毛穴タイプとは??
毛穴タイプは黒ずみ毛穴、つまり毛穴、たるみ毛穴、開き毛穴の4つに分類されます。それぞれ原因やケアが異なるため、まず自分がどのような毛穴タイプなのかを理解しましょう。
黒ずみ毛穴
生活習慣の乱れや間違ったケア、肌の乾燥やターンオーバーの乱れなどにより皮脂が多量分泌し古い角質が肌に残ると角栓ができます。毛穴に詰まった角栓が酸化すると黒ずんでしまいます。これが黒ずみ毛穴です。皮脂が多いTゾーン(おでこや鼻)にできやすく、毛穴パックなどで無理やり汚れを取ると悪化させる恐れがあります。
毛穴の黒ずみは脂性肌だけの悩みではありません。乾燥が原因で角質が厚くなると、毛穴の出口が塞がり角栓ができやすいです。毛穴が黒ずむ原因としては生活習慣の乱れ、洗顔不足、睡眠不足、紫外線の浴びすぎ、保湿不足などが挙げられます。
つまり毛穴
つまり毛穴とは角栓毛穴とも呼ばれ、過剰に分泌された皮脂や肌に残った古い角質が混ざり合い、毛穴に角栓が詰まった状態のことをいいます。角栓を放置するとどんどん酸化を起こし角栓が黒ずみ始め。黒ずみ毛穴に変化してしまうのです。
原因としては生活習慣乱れによる皮脂の過剰分泌、睡眠不足などによるターンオーバー乱れ、肌の水分不足などが挙げられます。洗顔でしっかり皮脂を落とすことが大切です。週に1回程度、酵素洗顔やピーリングを行うと良いでしょう。
たるみ毛穴
紫外線や加齢、肌の乾燥などが原因で肌に存在するコラーゲンやエラスチンが減少すると肌のハリや弾力が失うと毛穴がたるんでしまいます。これがたるみ毛穴です。
30代~50代の方に多い悩みですが、最近では20代の方でもたるみ毛穴に悩む方が多いようです。今は悩んでいなくても対策することが大切です。
開き毛穴
生活習慣の乱れにより皮脂の過剰分泌が起こると、毛穴の出口が広がり次第に毛穴が大きくなってしまいます。毛穴が大きくなって毛穴が開いた状態が開き毛穴です。
原因は様々ですが一番の原因は皮脂の分泌です。毛穴が気になるからといって毛穴パックなどの毛穴ケアアイテムの使い過ぎは逆に毛穴を広げてしまう原因になります。
毛穴タイプ別!有効成分を解説
黒ずみ毛穴
◆ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は美白効果や皮脂抑制効果があり、黒ずみ毛穴の原因である角栓対策ができます
◆ライスパワー6
皮脂の分泌を抑制するのに特化した成分です。皮脂の分泌を促す皮脂腺に直接アプローチをし、健全な肌へと形成します
つまり毛穴
◆サリチル酸
サリチル酸は古い角質や角栓を除去する効果があり黒ずみ毛穴やニキビを予防できます。
◆AHA
フルーツ酸とも呼ばれ、古い角質や過剰に分泌された皮脂を取り除くピーリング効果があります。
開き毛穴
◆ビタミンC誘導体
毛穴が開く原因の一つに皮脂の過剰分泌が挙げられます。ビタミンC誘導体は皮脂の分泌を抑え、毛穴を引き締める効果があります。
◆エラスチン
エラスチンは肌の奥に存在する成分で肌の弾力やハリをつくる成分です。ハリが失った開き毛穴を改善させる成分です。
たるみ毛穴
◆セラミド
たるみ毛穴の原因は肌の乾燥。セラミドは高い保湿効果があるため、肌に潤いを与え、たるみ毛穴の予防、対策ができます。化粧水で配合しにくい成分なので美容液からセラミドを補給しましょう!
◆コラーゲン
コラーゲンは肌のハリ、弾力UPに効果的です。肌にハリが出ると毛穴が目立ちにくくなるため、積極的に補給しましょう。
◆レチノール
レチノールはエイジング効果があり、コラーゲン生成を活性化させます。毛穴を引き締める効果も期待できます。
この記事のまとめ
毛穴トラブルを改善するには自分の毛穴タイプを理解し、タイプに合った有効成分配合の化粧水を選ぶ必要があります。今回の記事を参考に化粧水や美容液を選びましょう!